気多大社
けたたいしゃ

石川県羽咋市寺家町

祭神:大国主神
(おおくにぬしのかみ)

延喜式:能登國羽咋郡 気多神社 名神大

社格:能登国一宮旧国幣大社

能登道路の柳田I.C.から県道129を北上し大社前の交差点を右。標識があるので分かりやすい。

境内には若い巫女さんが目立つ。神門では2人の巫女さんがお辞儀で出迎えてくれた。実に可愛らしい。可愛さに気を奪われていたのか、拝殿を撮り忘れた。

境内社は、本殿左に若宮神社(事代主神・ことしろぬしのかみ)        
本殿右に白山神社(菊理姫命・くくりひめのみこと)
さらに右側に社殿がない楊田神社(祭神不明)
さらに右の奥に太玉神社
(天太玉命・あめのふとだまのみこと)
またさらに右側に菅原神社(菅原道真)
鳥居と神門のほぼ中間、参道左手に
奥津島神社
(奥津島姫命・おきつしまひめのみこと)
と、大黒さんの像

本殿背後にはいらずの森≠ニいう原生林があって、禁足地とされている。この森の中に奥宮があるが、禁足地なので入れない。森は国の天然記念物に指定されている。

大国主神は縁結びの神として知られており、当社も縁結びの神社と謳っている。が、マサカキにはご利…(以下略)

場所をすっかり忘れてしまったのだが、当社の近くに、因幡の白兎ならぬ能登の白兎≠ニいう像があった。そばにある案内板を読むと、ただ舞台が能登になっているだけで、因幡の白兎と内容が全く同じ。弥生時代の四角突出墳(よすみとっしゅつふん)という共通の墓製といい、出雲神の大国主が北陸各地で祀られていることといい、北陸と山陰は、よほど盛んに交流していたのだろう。


鳥居と社号標


神門


神門と巫女さん

本殿

若宮神社

白山神社


楊田神社


太玉神社


菅原神社

奥津島神社

大黒天像

能登の白兎
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