穴師坐兵主神社
あなしにますひょうずじんじゃ

奈良県桜井市穴師町1065

中殿祭神:兵主神
ひょうずのかみ

右殿祭神:若御魂
わかみたまのかみ

左殿祭神:大兵主神
おおひょうずのかみ

延喜式大和國城上郡 穴師坐兵主神社 名神大 月次相嘗新嘗 
延喜式大和國城上郡 卷向坐若御魂神社 大 月次相嘗新嘗    
延喜式大和國城上郡 穴師大兵主神社                                      

国道169の巻野内交差点から東へ一直線。JR巻向駅からも歩いて行けなくもないが、徒歩で30分以上かかる。

国道から坂を登っていくと、正面に穴師山(巻向山)が綺麗に見える。右手に景行天皇の纒向日代宮まきむくひしろのみや跡の碑がある。さらに坂を登って行くと、右手に相撲神社がある。相撲の元祖とされる野見宿禰のみのすくねを祀っている。境内に土俵の跡らしき場所がある。

さらに坂を登って鳥居をくぐると左手に駐車場があり、車を下りる。参道を徒歩で行くと、小さな境内社が並んでいる。広い場所に出ると、左手に社殿。本殿は3棟がひっついた感じ。拝殿の左手前にご神木があり、向かい側には境内社が2社ある。境内の右手には小さな大社造の境内社があって、更に右手にも境内社が並んでいる。

式内社である穴師坐兵主神社・卷向坐若御魂まきむくにますわかみたま神社・穴師大兵主神社の3社が合わせて祀られている。中殿が上社と呼ばれた穴師坐兵主神社・右殿が卷向山中にあった卷向坐若御魂神社・左殿が下社と呼ばれた穴師大兵主神社。現在の正式社名は穴師坐兵主神社だが、鎮座地は元々穴師大兵主神社の境内で、通称も大兵主神社。ちょっとややこしい。

兵主神は但馬など、日本海側で多く祀られている神。大兵主神とはその親神だろうか?すると若御魂兵主神の子神か?とも思うがよくわからない。兵主神はスサノオ説・天日矛説などがある謎の神。


穴師山(巻向山)


景行天皇纒向日代宮跡の碑


相撲神社の鳥居

相撲神社境内

相撲神社社殿

土俵の跡?

鳥居

参道入り口


参道沿いの境内社


拝殿


拝殿内部

本殿

社殿全景

拝殿向かいの境内社

拝殿向かいの境内社

ご神木

境内右手にある大社造の境内社

更に右手の境内社
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